北海道札幌市で異色のイベント「北海道双子祭」
5月20日、札幌市北区で異色のイベントが、初めて開かれた。
その名は「北海道双子祭」。

双子を育てる親が集まり、育児の苦労や楽しさを分かち合おうというイベントで、大勢の双子が集まった。
会場に集まったのは同じ服を着た、同じ背格好で、うり二つの顔の子どもたち。
イベントを企画したのは、自身も双子の忍者パフォーマーの黒田朋樹さんと昌樹さん兄弟だ。

双子ならではの息の合った忍者ショーを披露し、会場を盛り上げた。
"双子の子育て支援"として開催
このイベントの目的は双子の子育ての情報交換で、絵本の交換会なども行われた。

参加者:
母親は1人なので、それぞれの要望に対して100パーセント向き合えない
参加者:
同時に泣いたりして大変。どっちを先に抱っこするかとか
参加者:
おもちゃの量も倍近くになるので部屋が片付かない
双子だからこその子育ての楽しさと大変さがあるという。
忍者パフォーマー・黒田朋樹さん:
自分が双子で、子どもも双子が生まれた。コロナ禍で子育て支援が後回しになり、双子の相談ができる機会が奪われた。そういう情報を発信し、つなぐことで前向きになれるイベントを開きたかった

この日は250人以上の双子の親などが集まった。
黒田さん兄弟は、今後も双子支援を続けていきたいとしている。
(北海道文化放送)