岩手県を訪問中の天皇皇后両陛下は、大船渡市の復興商店街を視察し、地元の人たちと交流された。

4日午前11時頃、両陛下は大船渡市にある復興商店街を訪問された。
きのう即位後初めて被災地入りした両陛下は、花屋や雑貨店などの店先で足を止め、津波被害を乗り越え、店を再建した人たちに「たくさんの方が来られると良いですね」などと声をかけられた。
また、出発前、見送りの人たちに急きょ歩み寄り、陛下が「いかがですか食堂は?」「海のものがおいしいですね。きのう海鮮をいただきました」、皇后さまが「いくらがとても美味しそう」と話しかけられた。
すると、店員から「結婚30周年おめでとうございます」と祝福され、「ありがとう」「皆さんどうぞお体に気をつけて」と笑顔で交流される場面もあった。

今回の岩手訪問は2日間の日程で、両陛下は4日午後、陸前高田市で行われる「全国植樹祭」に出席し、夜、帰京される。
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