震度6強の地震発生から1週間がたち、珠洲市役所では、罹災証明書の申請をする被災者が悪戦苦闘している。
この記事の画像(14枚)石川県珠洲市で震度6強を観測した地震から、12日で1週間がたった。
ボランティアの活動も本格的に始まり、復興に向け、一歩ずつ進み出している。
一方、珠洲市役所では、“罹災証明書”の申請をする被災者の姿があった。
公的支援などを受けるために必要だが、みな悪戦苦闘している。
市役所での申請には、被害にあった建物の写真を貼り付けなければならない。
職員:
写真をプリントアウトして出してほしくて。
住民:
プリントアウトは市役所でやってくれないの?
職員:
はい、お願いしてるんです。
県内で最も高齢者の割合が大きい珠洲市
珠洲市は高齢化率が50%を超える、県内で最も高齢者の割合が大きい地域だ。
撮った写真をどうすれば印刷できるのか、分からない人が多い。
男性は職員に言われた通り、近くの写真店に行った。スムーズにプリント出来たのだろうか。
男性:
できなかった。そこ休業中。違うところに行ってきました。
珠洲市は携帯電話やカメラのない人はサポートするとしているが、写真のプリントなどは手伝えないとしている。
(「イット!」 5月12日放送より)