東京・江戸川区の中学校の教師が、学校の近くの住宅で男性を殺害した疑いで逮捕された。


江戸川区立の中学校の教師尾本幸祐容疑者(36)は、今年2月、学校近くの住宅でこの家に住む山岸正文さん(当時63)を刃物で複数回刺すなどして殺害した疑いが持たれている。


この日、現場から1kmほどの場所にある防犯カメラには、上下黒い服にフードをかぶる尾本容疑者とみられる人物が、住宅の方向へ歩く姿が映っていた。

尾本容疑者が勤務する中学校の荒巻淳校長は、その人柄について「普段は明朗快活、非常に誰とでも穏やかに会話ができる教員です」と会見で述べた。

また、中学校に通う女子生徒は「(尾本先生は)優しくておっとりしている。先生として、とても信頼していたのにもかかわらず、こういうことがあって落ち込んでしまう」と話した。

捜査関係者によると、尾本容疑者は盗み目的で住宅に入って、男性と鉢合わせた可能性があるという。

尾本容疑者は容疑を否認している。