5日、イギリス・ロンドンの地下鉄で火災警報が作動するも電車のドアが開かず、乗客たちがパニックになる事態が起きた。

6日、イギリス・ロンドン。チャールズ国王の戴冠式は厳重な警備体制の中、大きなトラブルもなく終了した。

しかし、戴冠式前日の5日には、同じロンドンで“市民がパニックになる事態”が起きていた。

事態を撮影した映像には、電車の窓を叩き割ろうとする人が映っていた。

さらに、電車の中から窓を蹴破る乗客たちが映っている。

地下鉄で火災警報が鳴ったが、ドアが開かなかったのだ。
「焼けるような臭い」
地下鉄の乗客は力ずくで何とか脱出しようとし、ホームの人たちも手助けする。

一体、何が起きたのだろうか?

乗客によると、「何かが焼けるような鼻をつく臭いがした」という。

ところが、消防による調査では、火が出た痕跡は見つからなかった。警察は、火災警報の原因は“ブレーキから出た塵”によるものとみている。

このトラブルでけが人の報告はなかった。
(「イット!」5月8日放送より)
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