降り続いた記録的な大雨の影響で、川の水があふれ、住宅街に大きな被害が出た。

秋山未来記者(8日午前10時ごろ):
兵庫県伊丹市です。住宅街の道路には土砂が流れ込んでいて、近くに止まっていたとみられる車はほとんど埋まってしまっています。

5月8日未明、兵庫・伊丹市の天神川の堤防が決壊した。

午前1時ごろ撮影された映像には、道路が冠水し、自転車が濁流に飲み込まれている様子がとらえられていた。

伊丹市によると、付近の工事中の堤防が大雨で決壊。土砂が流れ込んだとみられている。
流れ込んだ土砂 住民は撤去作業に追われる
一夜明け、住宅のすぐ前には土砂が流れ込み、道路をふさいだほか、駐車場が水浸しになっているところもあった。


住人などは朝から撤去作業に追われていた。

土砂被害に遭った住人:
夜中に息子が「すごい音がする」って、言われて起きたら、けっこう玄関ギリギリまで(川の水が)来ていた。なんとか床下(の浸水)ですんでます。子どもたちも学校休ませたから、明日から行けるようにしたい。
えぐれるような道路の崩落も発生
一方、富山市では道路の崩落が起きた。

幅約7mの県道35号線が一部完全に崩れ落ち、深さ10mほどまで地面がえぐられている。

道路は通行止めとなっており、現在も復旧のめどは立っていない(5月8日18時時点)。
(「イット!」5月8日放送分より)