GWも後半に差し掛かった5月3日、怖くて、きれいな”あるもの”が話題になっていると聞きつけた「めざまし8」が向かったのは、静岡県川根本町です。

渓谷の山あいに広がる、川根茶の茶畑。さらに車を走らせると…。

ディレクター:こちらの山道先ほどからなかなか車が動きません。
山道に突如発生した渋滞。
車のナンバーを見ると、「京都ナンバー」や「大宮ナンバー」など県外からの来訪者が多い様子。

山間部にも関わらず、続々と県外から人が集まっているようです。

車を停めて徒歩で向かうこと約20分。トンネルを抜け、階段の先にあったのは…。

狭い山道に並ぶ長蛇の列。あまりの列の長さに、先頭を見ることができません。
ここまでして“並んでまで見たい”ものとは一体何なのか?

列の先でディレクターが目にしたのは、あまりにも美しい光景でした。

高さ8m、長さ90m、エメラルドグリーンに光り輝く湖面にかかった「夢のつり橋」です。

眼下に美しい湖面が広がる絶景スポット。
この絶景を見るための待ち時間は、最大で約2時間だといいます。

訪れた観光客が撮影した、実際に橋を渡った際の映像を見せてもらうと…。
三重から来た観光客:すごい…めっちゃきれい。めっちゃきれいだけど、めっちゃ怖い! マジで怖い!まじか…ほんまに怖いかも!


高さ8m、足を進めると揺れてしまう橋に、怖がりながらも絶景を楽しむ様子や…。

なかには、橋の真ん中でシャドーボクシングをする人も。

5月3日、「夢のつり橋」に訪れたのは約1400人。2022年と比べると1.5倍の人出となりました。

その影響でしょうか?近くの宿では思わぬ事態に。

旅館「求夢荘」 滝浪利枝さん:
私の携帯にかけたら通じなかったっていうのがあって、よくよく見たら電波がキャッチできてなくて、私もお客さまとかけても、かからなかったり。
あまりの人出に、普段はつながる携帯の電波が、一時、つながりにくい状態になったといいます。

寸又峡観光事業協同組合代表理事 望月孝之さん:
2019年以前から比べると、8割から9割ほど人出が回復しました。今まで我慢してた人たちが出てきたような気がします。
(5月4日放送 めざまし8)