ロシアで、爆発物により貨物列車が炎上したり、送電線が破壊されるなど、テロとみられる行為が続いている。

脱線した貨物列車には、あちこちに焦げた跡が残っていた。

場所は、ウクライナと国境を接しているロシア西部のブリャンスク州だ。

石油製品などを積んだ貨物列車が炎上した。

何者かが、貨物列車を爆発させたとみられている。

同じ日、ロシアのレニングラード州でも、送電線が爆発物で破壊された。

ロシアで、テロとみられる行為が続いている。

一方、戦闘の最前線では…。

ロシア側の武器倉庫を訪問した、民間の軍事会社「ワグネル」のトップ・プリゴジン氏は、国防省に不満を爆発させた。

「ワグネル」トップ プリゴジン氏:
弾薬は、必要な量の3分の1も与えられていない。もし我々が死ぬことになったら、ウクライナ軍のせいではなく、クソッタレの官僚どものせいだ!
ロシア軍は2万人以上が死亡
戦闘の最前線を巡っては、こんなデータが発表された。

2022年12月以降で、激戦地バフムトでの戦闘でのロシア軍の死傷者は10万人以上。そのうち、2万人以上が死亡したという。

ウクライナ側は、“2週間以内に大規模な反撃に出る”とみられている。

プリゴジン氏は「ロシアにとって悲惨な結果となる」と話している。
(「イット!」 5月2日放送より)