アメリカ・オハイオ州上空で鳥が航空機のエンジンに入りこむ”バードストライク”が起きた。

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23日、アメリカ・オハイオ州上空を飛ぶ旅客機から撮影された映像には、旅客機の翼が映っていた。

その翼の後ろで、断続的に炎が見える。エンジンから火が吹き出していたのだ。乗客・乗員173人の背筋が凍る事態となった。

原因は“バードストライク”

原因とみられるのは“バードストライク”。

鳥がエンジンに飛び込んだのだ。

バードストライクが発生する直前、航空機の近くに小さく鳥の姿が映っている
バードストライクが発生する直前、航空機の近くに小さく鳥の姿が映っている

2007年、イギリスで“バードストライク”が発生した瞬間を捉えた映像には、航空機の近くを鳥が飛ぶ様子が映っていた。

飛び立つ航空機のエンジンに鳥が吸い込まれ、炎が上がっている
飛び立つ航空機のエンジンに鳥が吸い込まれ、炎が上がっている

その鳥がエンジンに吸い込まれると、エンジンから炎が吹き出した。 

バードストライクによって断続的に火を噴き出しながら飛ぶ航空機
バードストライクによって断続的に火を噴き出しながら飛ぶ航空機

そのまま飛び立った航空機からは、断続的に火が噴き出していた。

機内は白い煙に包まれ、酸素マスクが降りてきている
機内は白い煙に包まれ、酸素マスクが降りてきている

キューバを飛び立った旅客機でのケースの映像では、“バードストライク”が起きた後、機内が白い煙に包まれ、酸素マスクが出ている様子が映っていた。

キューバを飛び立った旅客機の乗客たちは、着陸後に避難した。

(MARNI KALLESTAD/LOCAL NEWS X /TMX)
(MARNI KALLESTAD/LOCAL NEWS X /TMX)

今回のオハイオ州上空で起きた”バードストライク”のケースでは、どうなったのか。

(MARNI KALLESTAD/LOCAL NEWS X /TMX)
(MARNI KALLESTAD/LOCAL NEWS X /TMX)

アメリカのメディアによると、旅客機はすぐに引き返し、着陸後に火は消し止められたという。

(「イット!」4月25日放送より)

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