「キャー!」と叫び声が響く、旅客機の中。真っ白い煙に包まれ、酸素マスクが出ているのが確認できる。

旅客機はキューバの首都・ハバナから、アメリカ・フロリダ州に向かっていた。

騒然となった客室内。乗客は当時の状況について「爆発と大量の煙で、息ができませんでした」と話す。


旅客機はキューバへ引き返して緊急着陸。乗客たちは翼の上に避難し、緊急スライダーで脱出した。

鳥がエンジンに飛び込む「バードストライク」が発生したのだ。

エンジンに鳥が入ると、どうなるのか。これは2007年、イギリスでバードストライク発生の瞬間を捉えた映像。


航空機のすぐ先にいた鳥が接触すると、エンジンの後ろから炎が吹き出た。その後も火と黒い煙を出し続けていた。

今回の事故で、乗客・乗員約150人にケガはなかった。

(「イット!」3月8日放送)