宮城・大崎市の鳴子ダムで恒例の“すだれ放流”が行われたが、今年は”ある異変”が起きているという。

宮城・大崎市の鳴子ダムで行われているすだれ放流
宮城・大崎市の鳴子ダムで行われているすだれ放流
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足がすくむほどの高い場所から、勢いよく落ちていく大量の水。

宮城・大崎市の鳴子ダムで行われている、すだれ放流だ。

恒例のすだれ放流に“異変”

春の到来を告げる美しい風景だが、実行委員会の人はこう話した。

実行委員会の男性:
まず初めに”ごめんなさい”と…。

いの一番に謝罪した。その理由は2022年の放流にあった。

2022年の放流では、初めての試みとして夜のライトアップが行われた。

しかし、見学者が殺到して道路渋滞が発生。今年は中止になったのだ。

さらに、2022年のゴールデンウィークには巨大な白い布のように分厚い流れが見られた。

今年は雪解けが早まり、水量が少ないことから実施が2週間前倒しとなった。

しかし、訪れた人からは喜びの声が聞かれた。

ダムの放流見学に訪れた人:
刻々と変わる模様がすごくいい。このすだれ、気に入りました、本当に。

山あいに流れる春の風物詩が見られるのは、21日までだ。

(「イット!」4月20日放送より)