Jアラートと同じ時刻に響いた衝撃音

4月13日午前、「大型トレーラーが歩道橋に引っかかっている」と110番通報が寄せられた。高架下には、突っ込んだ状態で止まる大型トレーラー。

出勤途中の視聴者が撮影した、事故直後の現場映像。

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JRの高架下に突っ込んだ状態で止まる大型トレーラー。

大型トレーラーの荷台部分が、高さ制限3.8メートルを示す黄色いバーに引っかかり、荷台が大きく右に傾いていることがわかる。

目撃者から110番通報が寄せられたのは午前7時55分。北朝鮮からのミサイル発射にともない、Jアラートが出されたのと同じ時刻だ。

「大型トレーラーが歩道橋に引っかかっている」

現場は、横浜市のJR鶴見駅近くにある京浜東北線の高架下。

“爆発したような音”だった

動画の投稿者は、異変に気が付いた際の緊迫した状況をこう話す。

動画の投稿者:
テレビを見ていたときにJアラートが鳴って、“ロケットでも落ちたのか”と思った

ーーロケットが落ちたと勘違いするくらいの音?

動画の投稿者:

“爆発したような音”だったんで

男性が、すぐに音が聞こえた方に向かったところ、事故が起きていた。

動画の投稿者:
(大型トレーラーは)斜めになって道路を封鎖するような形になっていた。衝撃的な音(の正体)はこれだったのか、原因がわかったのでホッとした

現場には、事故の痕跡が残されていた。

桁下3.8メートルと書かれている黄色いバーには、かなりの数の傷があるが、左下の方を見ると、新しい傷があった。

今回の事故でできた傷だろうか、黄色い塗装が剥がれてめくれ上がっている。

大型トレーラーの男性運転手は、高さ制限のある高架下をうっかり通ってしまったとみられている。この事故によるけが人はいなかった。

(「イット!」4月13日放送より)