新学期が始まるこの時期に改めて注意が必要なのが、子どもの交通事故。歩行中の交通事故での死傷者で一番多いのは7歳の子どもだ。「魔の7歳」は、なぜ道路に飛び出すのか――。

単独行動だけでなく「視野」にも注意
2022年11月に神奈川県内で撮影された映像。




直線道路を走っていると、突然、子どもが飛び出してきた。


また、2020年に都内で撮影された映像には、車側の信号が青だったにもかかわらず、キックボードに乗った子どもが交差点内に進入する様子がとらえられていた。


全国的に、歩行中の交通事故での死傷者で一番多いのは7歳の子ども。「魔の7歳」と呼ばれることもある。

なぜ7歳は事故が多いのか。登下校などで単独行動が増えることが考えられるが、子どもは大人よりも見える範囲が狭いことも原因の一つだ。

子どもの視野は大人の3分の2しかなく、車や信号が見えていないこともある。

交通事故を引き起こさないためには、子どもだけでなく、ドライバーや地域全体の心がけが必要だ。
(「イット!」4月11日放送より)