新学期が始まるこの時期に改めて注意が必要なのが、子どもの交通事故。歩行中の交通事故での死傷者で一番多いのは7歳の子どもだ。「魔の7歳」は、なぜ道路に飛び出すのか――。

この記事の画像(13枚)

単独行動だけでなく「視野」にも注意

2022年11月に神奈川県内で撮影された映像。

ドライブレコーダーの映像からは、子どもが突然、飛び出してくるのが分かる。
ドライブレコーダーの映像からは、子どもが突然、飛び出してくるのが分かる。
ドライブレコーダーの映像からは、子どもが突然、飛び出してくるのが分かる。
ドライブレコーダーの映像からは、子どもが突然、飛び出してくるのが分かる。
子どもは、左右を見ずに、走って、道路を横断していった。
子どもは、左右を見ずに、走って、道路を横断していった。

直線道路を走っていると、突然、子どもが飛び出してきた。

キックボードに乗った子どもも、突然、車の前に飛び出してきた。
キックボードに乗った子どもも、突然、車の前に飛び出してきた。
キックボードに乗った子どもも、突然、車の前に飛び出してきた。
キックボードに乗った子どもも、突然、車の前に飛び出してきた。

また、2020年に都内で撮影された映像には、車側の信号が青だったにもかかわらず、キックボードに乗った子どもが交差点内に進入する様子がとらえられていた。

全国的に、歩行中の交通事故での死傷者で一番多いのは7歳の子ども。「魔の7歳」と呼ばれることもある。

なぜ7歳は事故が多いのか。登下校などで単独行動が増えることが考えられるが、子どもは大人よりも見える範囲が狭いことも原因の一つだ。

子どもの視野は大人の3分の2しかなく、車や信号が見えていないこともある。

交通事故を引き起こさないためには、子どもだけでなく、ドライバーや地域全体の心がけが必要だ。

(「イット!」4月11日放送より)