長野市の善光寺から盗まれたびんずる尊者像が5日ぶりに本堂に戻ってきた。

白い布で覆われた像が2人掛かりで運ばれている
白い布で覆われた像が2人掛かりで運ばれている
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10日正午ごろ、長野・善光寺。多くの人たちが待ち構える中、角を曲がってきたのは全身を白い布で覆われた像だ。男性僧侶2人掛かりで運ばれていた。

本堂の前には大行列が…。そして、その時がやってきた。

長野放送 重盛赳男アナウンサー
今、善光寺の本堂に、びんずる尊者像が戻ってきました。実に、5日ぶりです。

5日に善光寺から盗まれたびんずる尊者像。盗まれたその日のうちに発見され、5日ぶりにもとの台座に戻された。

「体の悪い部分と同じ所をなでると治る」そう信じられている、びんずる様。

様々な部分をなでる参拝客

久しぶりのその姿に、訪れた人たちはどこをなでたのか?

参拝客:
僕は手ですね。

参拝客:
胸と首と肩。

参拝客:
自分の悪いところ全部触った。

参拝客:
おなかを触りました。子供ができますように、と。

善光寺側は、防犯体制を見直すと話している。

(「イット!」4月10日放送より)