規制線が張られ、敷地内にパトカーが止まる住宅。

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男女2人の遺体が発見された神奈川・横須賀市の現場だ。

遺体で見つかったのは、この家に住んでいた70代の夫婦で、現在、同居していた長男と連絡が取れていない。

1階の雨戸は4日前あたりから閉まりっぱなしだという
1階の雨戸は4日前あたりから閉まりっぱなしだという

現場リポート:
夫婦の遺体が発見された住宅です。近隣の住民によると、1階の雨戸は4日前あたりから閉まりっぱなしだといいます。

事件発覚のきっかけは、6日午後10時半ごろ、夫婦の親族から「親族と2~3日前から連絡が取れず、来てみたけど中には入れない」との110番通報が寄せられた。

これを受け、駆けつけた警察官が、現場住宅の玄関や窓などを確認。

すると、すべてに鍵がかかっていたため、窓ガラスを割って中に入ったところ、1階の和室で別々の布団に横たわる2人の遺体を発見したという。

その後の調べで、遺体は、この家に住む小野星三男さん(75)と妻の泰子さん(72)とわかった。

連絡取れない長男はどこに…

近くに住む人は、3月末に泰子さんの姿を見かけたという。

近隣住民:
3月でしょ、(泰子さんが)うちに来たのは。自治会の地区委員とかの関係で、配り物とかそういうの集めなきゃならないので「いついつまでにお願いします」ていうの電話でいただいたのが最後。それが3月の終わりごろ。そのあと、また4月の初めに、そちらの班の方が(小野星さんと)「引き継ぎができないから」って言われて、なんか(小野星さんが)いらっしゃらないみたいだって言うのが4月の初めです。

同居していたという長男については…。

近隣住民:
噂話で「息子がいる」って聞いただけだよなぁ...一緒に住んでいるかどうかはわからない。

これまでに、この家をめぐるトラブルは確認されておらず、警察は、連絡が取れなくなっている長男が、何らかの事情を知っているとみて、行方を追っている。

「イット!」4月7日放送より