史上最年少の「七冠」を目指し、タイトル3連覇中の相手、渡辺明名人に挑んでいる藤井聡太六冠。
会場のホテルには、多くの女性ファンが集まっていた。

名人戦に多くのファンから熱い視線

東京都文京区のホテル椿山荘東京に集まった多くの女性。

この記事の画像(18枚)

お目当ては、将棋の藤井聡太六冠だ。

70代女性(長野から):
長野から車で来ました

50代女性(埼玉から):
待ち受けは聡太先生です

50代女性(茨城から):
なんてすごい若者が出てきたんだ!と思ってファンを始めました。今日の記念扇子でーす!

ホテルの会場に行われている名人戦7番勝負の第1局。藤井六冠は、史上最年少の「七冠」を目指し、タイトル3連覇中の相手、渡辺明名人に挑んでいる。

スロースタートだった4月5日とは打って変わり、2日目の6日は、午前から駒がぶつかり合う激しい展開となった。

この名人戦、藤井六冠は4勝すれば名人を獲得し、3連勝記録を40年ぶりに更新。
今の六冠をキープしていれば、史上最年少での「七冠」も達成する。

そんな若きスター棋士を一目見ようと、ホテルには全国から多くの“藤井推し”たちが集まっていた。

30代女性(埼玉から):
何着ても似合うんですよね。私からしたらかわいい

藤井聡太六冠のファン:
将棋は最後までわからない。気は抜かずに応援する

藤井六冠の“勝負おやつ”に行列

緊迫の攻防と共にファンが注目するのは、対局中に食べる“勝負おやつ”。

藤井六冠の午前のチョイスは、「東京雲海プリン」だった。

このホテルは、敷地内の庭園に“雲海”を作る演出を売りにしていることから、ホイップクリームを雲海に見立てたホテル特製のプリン。

これまでも話題を集めてきた藤井六冠のおやつ。

2021年のタイトル戦で選んだことで、大ブレイクした名古屋発のスイーツ「ぴよりん」1個420円(税込み)。

その人気には、さらに拍車がかかっていた。

名古屋駅にある新幹線の改札を出てすぐにぴよりんは販売している。4月6日も、ぴよりんを求めて長蛇の列ができていた。

名古屋駅にある店では、わずか30分で完売。

さらに、近くの店では、バウムクーヘンをぴおりんの形に型抜きしながら食べる新商品「ぴよりんかたぬきバウム」1個594円(税込み)も提供していた。

様々なフィーバーを巻き起こす藤井六冠。
対局は、午後に入ると徐々にリードを握る展開になった。

名人戦第1局の勝敗は、いよいよ今夜決する見通しだ。


(「イット!」4月6日放送より)