
中国海軍の空母「山東(さんとう)」が、台湾南東の太平洋を航行したことが、海上自衛隊によって初めて確認された。

5日午後6時頃、海上自衛隊は、台湾の南東、沖縄県の波照間島の南約300キロの太平洋上で、中国海軍の空母「山東」に加え、フリゲート艦1隻などあわせて3隻が航行していることを確認した。
海上自衛隊が空母「山東」の太平洋航行を確認したのは初めて。

これに対し、海上自衛隊の護衛艦が出動し、警戒監視と情報収集を行った。

今回の中国の空母などの動きは、台湾の蔡英文総統が訪米したことへの反発とみられ、中国軍の動向に注目が集まっている。
(「Live News days」4月6日放送より)