都内各地でハクビシンやアライグマなどの外来生物の目撃情報が相次いでいる。
この記事の画像(14枚)視聴者が撮影した動画には、東京・中野区で夜の住宅街に現れた生物の姿が捉えられていた。
動画撮影者:
動いた、動いた。動いてる。
その生物は、綱渡りのように電柱から電線へつたっていき、カメラに目を光らせていた。
しばらくすると、こちらをちらっと見て、夜の闇に消えていった。
正体は、ハクビシンだ。
ハクビシンは、ここ数年、都内各地で目撃情報が相次いでいて、家の壁を食い破るなどの問題になっている。
被害をもたらす野生動物は、ハクビシンだけではない。
アライグマによる被害も
ハクビシンを撮影した人は、こう語る。
撮影者:
ニシキゴイを20匹ほど飼育していたが、2022年の夏ごろ、その半分くらいが一晩でやられた。
被害時の写真には、水槽を狙っている動物の様子が写っている。
尻尾をよく見ると、しま模様に見える。
この動物は、アライグマだ。
アライグマは、ハクビシンとともに、生態系や農作物への被害をもたらす恐れのある外来生物。
東京都は「被害にあった場合は、まず各区市町村の環境部署などに連絡を」と呼びかけている。
(「イット!」 4月5日放送より)