春、日本各地で入社式や離任式が行われ、出会いを喜んだり、別れを惜しんだりする人たちの姿があった。

色とりどりの魚が泳ぐ、水族館の水槽
色とりどりの魚が泳ぐ、水族館の水槽
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水槽の中で、色とりどりの魚が泳いでいる。

大きなウミガメと水族館のダイバー
大きなウミガメと水族館のダイバー

大きな水槽の中には、大きなウミガメも泳いでいる。

リクルートスーツ姿の3人が水槽の中に入っている
リクルートスーツ姿の3人が水槽の中に入っている

そして、同じ水槽の中にはリクルートスーツの人もいた。

三重県の鳥羽水族館で31日に行われた、恒例の水中入社式の様子だ。

新入社員:
生きものとお客さまの架け橋になれるよう頑張ります。

そして春は、別れの季節でもある。

船に乗る人を見送る人たち
船に乗る人を見送る人たち

27日、長崎県五島市の福江港にもたくさんの人の姿があった。

転勤する教師、就職や進学する若者など、島を離れる人との別れを惜しむ。

生徒:
気張れ!気張れ!佐藤先生!

28日、福島県会津若松市大熊町の町立「学び舎ゆめの森」では、離任式で教職員など11人が異動や退職。在校生がおくる言葉を伝えた。

在校生:
「ありがとう」という言葉だけじゃ足りないですけど…。お別れもしたくないです。でも、遠くに行っても…頑張ってください!

「話したら、また涙が出てきそう」

別れたくない…。そんな先生との一番の思い出を聞いた。

在校生:
そんなこと話したら、また涙が出てきそう。ソーラン節とか色んな競技です。

生徒と笑顔で別れる学校の先生
生徒と笑顔で別れる学校の先生

別れて流す涙。出会って浮かぶ笑顔。これまでも、これからも、繰り返されていく。

(「イット!」 3月31日放送より)