藤井聡太六冠がトークショーで、超ハードスケジュールでも問題ない理由を語った。

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2日、徳川家康公生誕の地、愛知県岡崎市で将棋まつりが開催された。

トークショーの壇上に上がる藤井聡太六冠
トークショーの壇上に上がる藤井聡太六冠

今年、節目となる30回を迎えた同イベント。トークショーに愛知出身の藤井聡太六冠が登場した。

藤井聡太六冠:
子どもの頃にも(将棋)大会の方に参加していて、そちらの方も懐かしく覚えています。

小学生の時に参加した大会では見事優勝したという藤井六冠。

トークショーは、900人の定員に対して、約2倍の応募があった。

水曜日からは七冠目がかかる名人戦が始まる藤井六冠。さらに一週間もせずに、11日からタイトルを持つ叡王の防衛戦がスタートする。

ハードスケジュールだが、藤井六冠自身は問題ないという。

以前のキツかった経験が糧に

藤井六冠がハードスケジュールでも問題ないと言えるのは、こんな理由からだった。

藤井聡太六冠:
昨年の夏頃から今年にかけて対局が多かった。自分が初めてタイトル戦に出たのが2020年。その頃コロナの影響で2カ月くらい対局がなくなった。それが再開されたという時に本当にすごい勢いで対局が続いて、多分月に10局くらい指したと思うが、その時が一番キツかった。その経験があったので、このくらいは何とか大丈夫かなという気分に勝手になっています。

誰もなし得たことのない、“八冠”という将棋界の天下統一。残すは名人と王座の2つだけとなる。

(「イット!」 4月3日放送より)

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