WBCで世界一に輝いた侍ジャパンのメンバーたち。
王座奪還の興奮さめやらぬ中、選手たちは“3年後”への思いを口にしている。
“最年長”ダルビッシュはシャンパンファイトで…
――3年後もWBCに出たいですか?
大谷翔平選手(28):(WBC決勝後)
出たいですね。僕自身がまずは一定のレベルに居続けるというのが条件ですし、もちろん、そうなるように最善の努力を毎年したいなと思います。
3年後、大谷選手は31歳。
今シーズン終了後にFAとなる大谷選手は、このままエンゼルスに残るのか、それとも新たな球団に移るのか。
大きな選択をした上で、次の大会を迎えることになるとみられる。
今回、宮崎合宿初日から参加してチームをまとめたダルビッシュ有投手(36)も、シャンパンファイトでこう宣言。
ダルビッシュ有投手:(WBC決勝後のシャンパンファイトで)
3年後、みんなでまた金メダル取りに行きましょう
侍ジャパン最年長メンバーとして出場した36歳のダルビッシュ投手は、所属するパドレスと6年契約を結んだばかり。
42歳まで現役選手でいることが約束されていることから、3年後の参加も十分に可能だ。
“村上様”の3年後はメジャー移籍1年目?
今大会では不振に苦しみながらも、最後はチームを優勝へと導く一打を放った“村神様”こと村上宗隆選手(23)。
3年後に向け、こう宣言した。
村上宗隆選手:(23日・帰国会見)
僕も3年後しっかり出て、次は全試合4番打てるように頑張りたいなと思います。
現在23歳の村上選手。
所属するヤクルトと3年契約を結んだ。

3年後、ポスティングでのメジャー移籍も認められているため、次の大会では、メジャー移籍1年目となる可能性がある。
今回の吉田正尚選手のように、参加できるかどうかは、所属チーム次第となるかもしれない。
今大会、最速164キロを投げ込んだ “令和の怪物”、佐々木朗希投手も、今回の経験を次につなげる考えだ。
佐々木朗希投手:(23日・帰国会見)
3年後は、成長した姿でプレーできるようにがんばりたいです。

佐々木投手は現在21歳。
3年後も国内組の中心投手としての参加が見込まれる。
ペッパーミルパフォーマンスで一躍人気者となったヌートバー選手(25)からも、3年後への頼もしい言葉が聞かれた。
ラーズ・ヌートバー選手:
もし2026年大会に出場してくれと言われたら、日本代表で喜んで出場しますよ。楽しみにしています。
今回、優勝の原動力となった選手の多くが、20代と若いため、3年後の2026年大会ではさらなる活躍が期待される。
(「イット!」3月24日放送より)