除名処分を受けたばかりのガーシー元参院議員が15日午後、FNNのインタビューに応じた。

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ガーシー元参院議員:(15日午後3時)
もう国会議員じゃなくなったので、きょうの取材で最後ですよって。国会議員じゃなくなった以上、ただの51歳のしょぼくれたオッサンなんで、もう別にわざわざテレビに出て、自分のマイナスイメージになるようなことはしないと思います。

ついに「除名」正式決定…「きょうも寝ていた」

“きょうが最後のインタビュー”とした、ガーシー氏。

除名処分については「何も思わない」と答えた。

ガーシー元参院議員:
別に何も。きょうも寝ていましたし。何も思わないです、別に。決まったことに従わなきゃいけないというルールなので従っているだけで、別に受け入れてはないですよ。どうでもええなっていうスタンスになっています。

海外に滞在し、2022年7月の初当選以来、一度も国会に出席しなかったガーシー氏。

(参院本会議・15日午前10時半過ぎ)
尾辻参院議長:
ガーシー君を除名する。

ついに15日の本会議で「除名」が正式に決まり、ガーシー氏は国会議員の身分を失った。

国会議員の除名は72年ぶり。国会欠席を理由とする除名は、憲政史上初めてとなる。

氏名標も撤去…有権者への今の思いは?

本会議終了後には、こんな場面があった。

ガーシー氏の同僚議員が、ガーシー氏の氏名標を立てる
ガーシー氏の同僚議員が、ガーシー氏の氏名標を立てる

ガーシー氏の同僚議員が、会議出席を示す氏名標を立てたのだ。

Q.ガーシー議員の札を立てた思いは?
政治家女子48党・浜田議員:
そこはご想像にお任せします。

この行動についてガーシー氏はこう受け止めていた。

ガーシー元参院議員:
議員はクビになっても、ガーシーさんの思いはそこに残ってるよってことを言いたかったんじゃないですか。すみません、かっこつけて。

その氏名標も、職員により撤去された。

さらに、ガーシー氏が持つ議員バッジも効力を失う。

また参議院は、議員を辞めた人が受け取ることができる「前議員バッジ」を、ガーシー氏に交付しないことを決めた。

元議員となったガーシー氏。有権者への今の思いを語った。

ガーシー元参院議員:
僕は結局、国会に対して傷跡を残せなかったのでね。それに対しては本当に誠に申し訳ないと思ってます。

ガーシー元参院議員:
ただ、別に国会に行かなかったことだとか、海外に行って活動することに対して謝罪する気は全くないです。

警視庁は現在、複数の著名人が出した告訴状を受理していて、議員の資格を失ったガーシー氏の捜査の行方が今後の焦点になる。

(「イット!」3月15日放送より)