トルコを襲った大地震から1カ月、アニマルレスキュー隊によるペットたちの捜索が続いている。
2月、トルコ・ディヤルバルク。
大地震で今にも崩れそうになっていたビルの中で…
ぴょん、と白い壁に登った猫がいた。近くにはアニマルレスキュー隊の姿が映る。

トルコでは、今もこうしたペットたちの救助が続いている。
トルコ各地で続く“小さな命の救出”
6日、トルコのハタイ。
アニマルレスキュー隊が、崩壊しがれきとなった建物の隙間に入る。

なんとか崩れずにいた空間に閉じ込められていたのは…
黒い犬。しかも、見つかったのは1匹ではなかった。

レスキュー隊が運び出していたのは…
3匹の小さな命。
地震から1カ月以上がたち、赤ちゃんを出産していた。
病院に運ばれた3匹の犬の赤ちゃん。

その横に子を守り抜いた母犬が寄り添っている。1カ月もの間、4匹が命をつなげた訳は、偶然、閉じこめられた場所に大量のドッグフードがあったからだ。

がれきの中から命を救う活動は今も続けられている。
(「イット!」3月9日放送より)