「ジブリパーク」のオープンで注目されている愛知県長久手市には、戦国時代末期に徳川家康と豊臣秀吉が唯一直接対決した「小牧・長久手の戦い」の古戦場跡があります。
家康vs秀吉“唯一の直接対決”…兵どもが夢の跡「古戦場公園」
戦国時代末期の激戦となった「小牧・長久手の戦い」。その古戦場跡が、愛知県長久手市の真ん中にあります。

長久手市生涯学習課の学芸員:
全国に古戦場で国指定史跡になっているのは、3カ所しかないんですよ。ここ(古戦場公園)はその内の1カ所となっております
国指定の史跡3カ所の古戦場は、この「長久手古戦場」と、岐阜県関ケ原町の「関ケ原古戦場」、名古屋市緑区の「桶狭間古戦場」です。

学芸員:
この場所は家康と秀吉が唯一直接対決をした、小牧・長久手の戦いの主戦場跡地となっております
1584年、家康と秀吉が唯一、壮絶な戦いを繰り広げた小牧・長久手の戦いでは、両軍多くの犠牲者を出しながら、家康軍が勝利しました。

学芸員:
秀吉の軍勢を少ない人数で打ち破った戦いですけども、もし家康が負けていたら江戸幕府もなければ、首都が東京じゃなかったかもしれない、歴史の大きなターニングポイントでした
古戦場の近くには、創業60年以上の老舗和菓子店「浅井屋製菓舗」があります。

店の名物は刀の鍔(つば)を模した「古戦場もなか」(1個125円)です。

ゆず餡とつぶ餡の2種類があり、長久手を代表するお菓子になっています。
2022年12月7日放送
(東海テレビ)