児童養護施設で生活する子供たちに社会で働くことの大切さを知ってもらおうと、8月8日、職業体験イベントが岐阜市などで開かれました。
イベントは、地域教育の推進に力を入れる企画会社『GROWUP』が作成したプログラムをもとに、岐阜市・関市・羽島市の3つの会社で行われました。
このうち、エンジニアの派遣などで製造業を支援する岐阜市の会社『アシストエンジニア』では、小中学生17人が参加してコンピューターによる3D設計システム、CADの操作に挑戦し、社員の手ほどきを受けながら、パソコンの画面上に円柱の立体図を描きました。
参加した1人の中学生は「CAD体験は初めてやることだったので、難しかったけど、楽しかった」と語っていました。
アシストエンジニアの技術企画部・関谷大誠さんは「子供たちにCADに触れてもらえ、ものづくりの楽しさを感じてもらえてうれしい」と話していました。