映画「ダイ・ハード」などで知られる元俳優のブルース・ウィリスさんが認知症と診断されたことを家族らが発表しました。
ウィリスさん(67)の家族や、元妻で俳優のデミ・ムーアさんは16日声明を発表し、「ウィリスの症状は進行し、前頭側頭型認知症(FTD)であると診断されました」と発表しました。


「ダイ・ハード」シリーズや「アルマゲドン」などのヒット作に出演したウィリスさんは、去年3月に失語症と診断されたことをきっかけに俳優業からの引退を表明していました。
今回の認知症の診断について家族らは、「コミュニケーションの難しさは、ブルースが直面している症状のひとつに過ぎません。現在、この病気に対する治療法はありませんが、将来的に変わることを望んでいます」とコメントしています。