山形県の最上地域の小学生が雪の情景を感性豊かに詠み上げた「雪ん子俳句」の作品展が、新庄市で開かれている。
失敗談や初体験も…“雪国ならでは”の俳句が大集合!
この記事の画像(21枚)大雪だ 父のためいき 氷点下
車庫のうら 雪で作った 秘密基地
その時の情景が目に浮かぶような俳句の数々は、最上地域の3年生以上の小学生が雪をテーマに詠んだもので、398点が展示されている。
雪国の暮らしを見つめ直すきっかけにしてほしいと、雪の里情報館が毎年開いていて、大雪の2023年は、除雪の苦労を表現した作品が多く寄せられた。
また、「この冬、初めて体験したこと」や「失敗談」をユーモアたっぷりに表現したものも。
新庄市から来た人:
雪かきで スコップ流す しっぱいだ。スコップを(流雪溝に)落としてしまった。雪国ならでは
新庄市から来た人:
今の子どもたちはすごいなと思います
真室川北部小3年の押切ゆうなさんは、会場で自分の作品を発見。
「まどのそと ねこもみつめる 雪景色」という句について、「私の家から見える雪景色は、猫も見とれるぐらい、すごくきれいだと伝えたかった」と話した。
作品は、3月4日までは「雪の里情報館」に、3月10日から18日までは「ゆめりあ」に会場を移して展示される。
(さくらんぼテレビ)
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