
トルコ南部で発生した地震から、日本時間13日で一週間がたった。死者の数は、トルコとシリアであわせて3万4000人を超えた。
港は“鎮火”発表も…いまだ復旧せず 救援物資輸送できない状態

南部の主要な港の一つ、イスケンデルンの港は地震で火災が起き、その後、鎮火と発表されたが、今も復旧できていない。

12日になっても、救援物資を輸送することができなくなっている。

取材班が港に向かってみると、黒く焼け焦げたコンテナがあるほか、奥ではまだ黒い煙が出ていた。港が使える状態ではなさそうだ。

ガソリンスタンドの店員は、「前はトラックが来て港は操業していました。しかし今は地震の影響で、街や生活と共に止まっています」と話す。

関係者は13日には港を再開させるとしているが、物流が通常の状態に戻るには時間がかかるとみられる。
(「Live News days」2月13日放送より)