岸田首相は25日、国債の「60年償還ルール」の見直しついて「結果的に国債発行額が増加することや市場の信認への影響に留意する必要がある」述べた。

防衛費増額の財源確保をめぐって、政府が発行した国債を60年かけて償還する「60年償還ルール」の見直しを求める声が自民党内から上がっている。

岸田首相は25日の国会で、「60年償還ルール」について「様々な意見があることは承知している」と述べた上で、「結果的に国債発行額が増加することや市場の信認への影響に留意する必要がある」と述べ、見直しに慎重な考えを示した。