北朝鮮メディアはきょう、今年1年の軍事的成果を総括する記事で「偉大な勝利の年だった」と強調し、金正恩体制が今後も核・ミサイル開発を継続する方針を伝えました。
けさの労働新聞は「北朝鮮の国威と栄光を世界に誇示した軍事的奇跡」と題した記事を掲載し、1年の軍事的成果を総括しました。
記事では、先月18日に発射した新型のICBM=大陸間弾道ミサイル「火星17」型について「歴史的出来事で民族的に大きな慶事」と強調したほか、高速で変速軌道で飛ぶ極超音速ミサイルや長距離巡航ミサイルの試験発射などを成果として挙げています。

北朝鮮は今年、これまでに30回を超える異例のペースでミサイル発射を繰り返しています。
記事では「アメリカの敵視政策と核の脅威が無くならないかぎり核武力強化の道から引くことはできない」として核・ミサイル開発を継続させる方針を示しています。
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