ドレスコードはなんとTシャツ!そんないでたちで食べるのは冷た~いアレ!これぞ北海道という、冬を楽しむユニークなイベントが誕生。記者も早速体験した。
電車内でTシャツにアイスクリーム?!
新崎 真倫 記者:
いまススキノを出発しました。外はすっかり雪景色ですが、"札幌あったかアイス市電" 一体どんなイベントなんでしょうか?わくわくします
札幌市内のホテルが始めたのは、路面電車を借り切る宿泊者向けのイベント。
すすきの停留所を出発し、イルミネーションが輝く街を一周する1時間半の旅だ。
もちろん貸し切り電車にただ乗るだけではない。
OMO3札幌すすきの 隅谷 利一さん:
ドレスコードがあり、半袖になって頂くようお願いしています。半袖に着替えて頂いてよろしいでしょうか?
新崎 真倫 記者:
わかりました…。なかなかこの時期に半袖というのは…
車内では必ずTシャツや半袖姿になるのが決まり!そしてヒーターがしっかり入った車内で配られる北海道名物が…。
OMO3札幌すすきの 隅谷 利一さん:
ではこちらのメロンソフトを…
新崎 真倫 記者:
なんか変な感じ!
電車の中でTシャツ、半袖になりアイスクリームを味わうというのだ
OMO3札幌すすきの 隅谷 利一さん:
北海道の人は、部屋が暖かいので冬でも半袖でアイスクリームを食べることが多い。それを市電の中で体験いただく
宿泊客に北海道ならではの体験をしてもらおうというねらいだ。
農林水産省の調べでは、北海道のアイスクリーム生産量は夏の終わりにいったん落ち込むものの、気温が下がるにつれて増える傾向にあるという。
部屋が暑くなるほどストーブをたくためだと言われている。でもこの日の体験会は…。
新崎 真倫 記者:
(Q寒そうですが?)言っていいですか?ちょっとだけ寒い…
この日はテスト運行だったこともあり、ちょっと車内温度が低かったようだ…。

このイベントを主催するホテルではほかにも札幌ならではの夜の過ごし方を提案している。
OMO3札幌すすきの 隅谷 利一さん:
やはり〆パフェ(しめパフェ)、お酒との華麗なマリアージュ
今や札幌市では定番となった札幌〆パフェ。ロビーの特設会場ではホテルのスタッフが〆パフェの定義や歴史をレクチャーしてくれるほか、おすすめのお店も紹介してくれる。
今回、紹介してもらったのは、まるで隠れ家のような「ロジウラ カフェ」。
札幌市の〆パフェブームをけん引してきたお店のひとつだ。
イチオシメニューはバリスタが厳選した豆から作り上げたこだわりのコーヒーゼリーが自慢のコーヒーパフェ。
新崎 真倫 記者:
コーヒーの本格的なほろ苦さとマスカルポーネのチーズクリーム。ソフトクリームの濃厚さが絶妙にマッチして美味しいです。期待を裏切らない夜の〆になりそう
宿泊客に特別な体験を。ホテルが生み出す北海道ならではの楽しいイベントは今後もどんどん誕生しそうだ。