ASEAN=東南アジア諸国連合は首脳会談を行い、混乱が続くミャンマーの状況を改善するための具体的な実施計画を策定することを決定した。
11日に発表されたASEAN首脳による声明では、国軍が実権をにぎる状況が続くミャンマーについて、暴力の即時停止や民主派勢力との対話など、2021年4月に国軍との間で合意した5つの項目について「ほとんど進展が見られない」と評価した。

その上で、合意の実施に向けて「具体的で検証可能な実施計画の策定」をASEAN各国の外相に対し義務づけた。
混乱が続くミャンマーで実行力を伴う具体的対応が今後取られるかどうかが焦点となる。