右上に向かって欠けていく月。細くなった光が消えると…赤黒く輝く姿が現れた。

細くなった光が消えると赤黒く輝く姿に(千葉・船橋市)
細くなった光が消えると赤黒く輝く姿に(千葉・船橋市)
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11月8日、全国各地で観測された皆既月食。

ライトに照らされる国会議事堂の上でもだんだん姿を隠していく月が…。

国会議事堂の斜め左上にだんだん姿を消していく月が
国会議事堂の斜め左上にだんだん姿を消していく月が

しかし、暗い夜空に浮かぶ月をスマートフォンで撮影するのは中々の難問。

SNS上にはボケたり、ブレたりした写真の数々が。月の残像が輪っか状に連なって、ドーナツのように見える写真や…。

タマネギの断面になってしまった写真も。何度撮影しても同じ模様になったそうだ。

“イクラの魔球”まで?芸術性に賞賛の声

さらに、オレンジ色の月が輝いていたのは…木の間。その姿は、枝の先にぶら下がる、熟れた柿。

夜空に現れた巨大な楽譜。電線とかぶってしまったことで生まれた一枚だ。

そして「イクラの魔球になった」というコメントとともに投稿されたのは、分身しながら見事なカーブを描く月。

こちらの写真では、たくさんの街灯に囲まれて、どれが本物か分からない状態に…。

こうした投稿にSNSでは「逆に芸術的」など、称賛の声が相次いだ。

(「イット!」11月9日放送より)