北朝鮮が今月2日に発射し、韓国の領海周辺に落下したミサイルについて、韓国軍は残骸を分析した結果、旧ソ連で開発された地対空ミサイルだったと明らかにした。
回収された残骸は、長さがおよそ3メートル、幅は2メートルほどで、複数のロシア語の表記が確認できる。



韓国軍は形状などから1960年代以降、旧ソ連で開発され、北朝鮮にも配備された地対空ミサイル「SAー5」だと断定した。
北朝鮮が2日に発射したミサイルは、海上の軍事境界線とされる北方限界線(NLL)を越え、一帯では、空襲警報が発令される事態となり、韓国軍は「計画的に意図された挑発」だと改めて非難した。
また、韓国軍は、同じ種類のミサイルがロシアによるウクライナ侵攻でも使用されていると指摘している。



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