11日から始まるASEAN=東南アジア諸国連合首脳会議の議長声明案が明らかになり、北朝鮮による弾道ミサイル発射の急増を「憂慮すべき事態」と表現されていることが分かりました。
FNNが入手した議長声明案では北朝鮮について最近の弾道ミサイル発射の急増に触れ「地域の平和と安定を脅かす憂慮すべき事態」との文言が記載されています。


また、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナ情勢については、ロシアへの名指しは避けているものの、「ウクライナの主権や政治的独立、領土保全の尊重」との表現を盛り込み敵対行為の即時停止を強調しています。
ASEAN首脳会議は11日からカンボジアの首都プノンペンで始まる予定で、各国による内容の調整が行われるため、声明は最終発表までに変わる可能性があります。