神秘的!「テングシデ群落」
「Mining Furusato」では、広島県内にある23市町の町おこしなどの地域情報をお届けする。
今回ご紹介するのは広島県の北部、田園風景の広がる「北広島町」。
北広島町商工観光課の中野 愛さんに町の魅力を伺う。

北広島町商工観光課 中野 愛さん:
私は主に北広島町の魅力や旬の情報をSNSやイベントなどで発信し、皆さんに
知って頂けるよう活動しています。
また、ゆるキャラのお姉さんとしても、しゃべったり踊ったりと活動しています。

――まず、北広島町の概要を教えてください
北広島町商工観光課 中野 愛さん:
北広島町の人口は1万8,340人で、面積は、およそ646㎢、東京23区より少し大きな町です。
――平成の大合併でエリアが広がりましたよね
北広島町商工観光課 中野 愛さん:
平成17年2月に山県郡の芸北町・大朝町・千代田町・豊平町が合併し誕生しました。県内では庄原市、広島市、三次市に次いで4番目に大きな町なんですよ!

――では、北広島町の魅力を教えてください
北広島町商工観光課 中野 愛さん:
まずは 「大朝のテングシデ群落」です
テングシデとはクネクネと曲がりくねった枝ぶりが神秘的な木のことなんです。
大朝のテングシデ群落は、ここにしか無い珍しい木で、国の天然記念物に指定されています。

北広島町商工観光課 中野 愛さん:
2019年、新たに遊歩道ができ、360度様々な角度から、木を眺めることができます。
また、季節によって違う姿を見せるテングシデを、お楽しみいただけます。

ユネスコ無形文化遺産の「田園文化」
――北広島町の魅力、続いては?
北広島町商工観光課 中野 愛さん:
続いては「昔から受け継がれる田園文化」です!
――田園文化・稲作文化というと花田植ですね
北広島町商工観光課 中野 愛さん:
はい、その通りです。
西日本には中世の頃より田植えの時に田植歌を歌いながら植えていく風習がありました。
中でも、北広島町・壬生の花田植は、現在 西日本に残る花田植としては最大の規模を誇り、2011年には、ユネスコの無形文化遺産に登録されました
早乙女やサンバイ、飾り牛などが登場し、青空の下、くりひろげられる初夏の一大イベントです。

――コロナの影響が気になりますが…
北広島町商工観光課 中野 愛さん:
はい、そうなんです。毎年、6月の第1日曜日に行われ、私も毎年、早乙女になり盛り上げていますが2020年は、残念ながら中止となりました。
――残念ですねえ…
北広島町商工観光課 中野 愛さん:
そうなんですが、この花田植から生まれた北広島町のイメージキャラクターが「花田舞太郎」といいまして、花田植に登場する飾り牛がモチーフとなっているんです。

北広島町商工観光課 中野 愛さん:
花田舞太郎が登場するビデオがあるんですよ!
「花田舞太郎」または 「おいでよ!キタひろ」と検索して頂くと、YouTubeの映像やこれまでのイベントで踊った映像などをご覧頂くことができます。
コロナの影響で家の中にいる機会が多い今、ぜひ、花田舞太郎と一緒に踊ってみませんか?

――最後に一言、お願いします
北広島町商工観光課 中野 愛さん:
お家で過ごされるみなさんのために、北広島町の旬の情報や写真などSNSで発信して参ります。FBやツイッター、HPなどご覧いただき、収束したあかつきには北広島町へ遊びに来てください。
(テレビ新広島)