東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、贈賄の罪できのう起訴された、大会スポンサーで、紳士服大手の「AOKIホールディングス」前会長・青木拡憲被告(83)について、東京地裁は、さきほど保釈を認める決定をした。保釈保証金は3億円だった。

また、同じく逮捕・起訴された弟の前副会長・青木宝久被告(76)と子会社の前社長・上田雄久被告(40)も、保釈を許可された(青木宝久被告の保証金は1億5000万円、上田被告の保証金は300万円)。3人は、いずれも、保釈保証金を現金で納付。今夜にも保釈される見通しだ。

青木被告らは、大会スポンサーの選定などで便宜を図ってもらうため、組織委元理事・高橋治之容疑者(78)に、2017年~2021年にかけて、多数回に渡り、ワイロを渡したとされる。ワイロの総額は5100万円にのぼるが、青木被告らは、このうち、贈賄罪の公訴時効(3年)が成立していない2800万円分で起訴された。

東京地検特捜部の調べに対して、青木被告は、「組織委の実力者である高橋さんに期待した」と述べて、スポンサー選定などで便宜を受けたことへの謝礼の趣旨が含まれていたことを認めているという。