8月上旬、記録的な大雨に見舞われた新潟県村上市坂町地区。被災地で備えの大切さについて聞いた。

土のう、飲み水など日頃の備えが大切

記者リポート:
浸水被害に遭ってから1カ月近くがたちますが、いまだ泥をかぶった車や壊れた建物など、爪痕が多く残っています

8月3日からの豪雨で浸水した新潟県村上市坂町地区。

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被災した際には着の身着のままで避難する人の姿も見られたが、街の人たちは災害への備えについて、今回どのように感じたのだろうか。

男性:
家の前の道路が川になった。水が家に入って来ないように、土のうとかを準備しておけばよかった

男性:
水が必要。断水で水が止まったから。風呂に入れておくとか、飲み水・ペットボトルとかがあったほうがいい

店舗兼住宅が浸水した美容室を営む井上朝子さんは、避難する際、防災グッズのセットに入っていた「雨具が役に立った」と話す。

店舗兼住宅が浸水 井上朝子さん:
雨具を体に巻いたりできたのでよかった。真夏だったけど胸下まで浸かっていたから、やっぱり寒くなってくる

しかし、防災セットを箱に入ったままにしていたため、とっさの事態に全てを持ち出すことができなかったという。

店舗兼住宅が浸水 井上朝子さん:
細かいものも持って行けばいいのに、やっぱり気が動転していて。担いでいけるというか、バッグに収めておけばよかった

いざという時の動きも想定した備えが大切だ。

(NST新潟総合テレビ)

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