愛知県春日井市の会社が、広げるのも畳むのも簡単な「レジャーシート」を開発した。
評判も上々「2人分の大きさでちょっとの休憩に便利」
まん丸の花が咲いたようなレジャーシート「BLOOM(ブルーム)」(2970円)。

真ん中に輪っかのようなもの飛び出していて、片手で簡単に広げられる。クラウドファンディングで先行販売したところ、わずか1日で目標達成したという注目のアイテムだ。

レジャーシートといえば通常、何人かで協力して折りたたむ必要があるが、「BLOOM」は1人でも真ん中を持ち上げるだけで地面に設置していた面が内側に畳まれ、手を汚さずに手早く片づけられる。

女性A:
車とかに置く場合も、汚れたところが当たらないのでいいですね
男性:
子供を抱えている時に1人でやれるとだいぶ楽ですね
生地には撥水加工が施されているため、湿った地面や海辺でも使える。パラシュートや登山用品に使われている生地と同じ素材が使われているため、破れにくくて頑丈だ。

直径約86センチと、サイズはそれほど大きくはないが…。
女性B:
(大きさは)2人だったら全然大丈夫です
女性C:
特に暑いときとか、このくらいのサイズでもちょっと休憩の時にいいかなと思います
作ったのは、愛知県春日井市で金型製作やプラスチックの成形を行う「イケックス工業」。

新事業として、使う人が驚き楽しく使えるような商品を開発するモノづくりブランドを立ち上げ、このレジャーシートを開発した。

イケックス工業の担当者:
レジャーシートを開く不便さを楽しいアイデアで解決したいと思い、開発しました。花のようにパッと開くので、公園の芝生を花畑のように明るくするのが夢です
発売は9月12日から。イケックス工業が運営しているHP「ソルシオン」でネット通販をしているほか、名古屋市千種区の直営店でも取り扱っている。
(東海テレビ)