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黄色と黒のまだら模様の、不思議な魚。
ウナギのようにも見えますが、通常のウナギが黒いのに比べて、突然変異によって現れた熟したバナナのような模様があります。
専門家によると10万匹に1匹といわれる珍しいウナギ、通称“バナナウナギ”です。

この「バナナウナギ」を三重県・津市の小学一年生、上山義仁くん(7)が捕まえて、水族館に寄贈しました。

8月25日木曜日、義仁くんは、近所の人も訪れ、ザリガニやドジョウなどが捕れる住宅街の水路で、おばあちゃんと遊んでいたといいます。

小さな釣り具を使い、普通のウナギが釣れました。その時、もう一匹、別のウナギが泳いでいることに気づいたといいますが、義仁くんはその日、捕まえることができませんでした。
そこで翌日、再チャレンジ。
インターネットなどで、より魚が捕れるワナを調べ、仕掛けたところ、無事捕獲。
捕まえたのは、黄色と黒のまだら模様の不思議なウナギでした。
持ち帰って父親が調べたところ、大変珍しい“バナナウナギ”であることが分かり、ご近所の間で話題になったそうです。

上山義仁くん(7):
もしも 世話をしていて、失敗して死んじゃったら、嫌だから

バナナウナギに元気に育ってほしい。
「水族館でまた見よう」という母の言葉もあり、義仁くんは三重県伊勢市の水族館「伊勢シーパラダイス」にバナナウナギを寄贈することに。

29日、3日間を共にした、ひと夏の友達にお別れした義仁くん。
さっそく展示が始まったバナナウナギは、水族館で元気に泳いでいます。

しかし、なぜ住宅街の水路にバナナウナギがいたのか?
水族館によると、海から水路に泳いでやってきたのではないかということです。

(めざまし8 「#NewsTag」より8月30日放送)