まるで生きているかのように動くぬいぐるみや…

刺繍で作った“ちらし寿司”まで。

実は今SNS上で、こうした驚くような特技が次々と披露され、大きな話題となっています。その名も…

“#多分私しかやってない”
8月21日、初めての投稿が行われて以降、我こそはという猛者たちが次々と登場。
23日までの3日間で、なんと1万4000件以上もの投稿が。
どんな“スゴ技”が投稿されているのでしょうか?その一部をご紹介します。
「筆で食べる」

まずは、こちらの投稿。真っ白な紙に、絵の具でなにやら絵を描いています。

描いていたのは、お皿にのった冷や奴。とてもリアルですが、しかし、すごいのはここから。

冷や奴の上にさらに筆を走らせると、一口、また一口と、食べ進められるかのように減っていきます。



そしてついには、完食してしまいました。
投稿したのは、写実絵師の山田 めしがさん(@meshieshi)。完成までに4日間かかったといいます。
「アジの刺身?」

続いてはこちら。おいしそうなアジのお刺身…と思いきや!

実は、そのうち一切れは、“木彫り”のお刺身。
投稿したのは、木彫り作家の川崎 誠二さん(@sawsnht)。まさに驚きのスゴ技です。
こうした“自慢の作品”以外にも、こんな一風変わった投稿もありました。
「世紀末ドラマー」

コスプレ姿でバイクにまたがる男性。

その題名は・・・「バイクでドラムを叩く世紀末人」
投稿者の茨ジャギさん(@JUNK37046072)は、バイク前方にドラムセットを取り付け、様々な場所で演奏を楽しんでいるそうです。
「極寒セルフタイマー」
雪が積もる極寒の中、肩や腕を出したドレスを身にまとい、自撮りをする女性…

プロのカメラマンでもあるRinatyさん(@rina_k_photo)の投稿です。
なぜこんな過酷な環境で、あえて“自撮り”にこだわったのでしょうか?
写真家 Rinatyさん:
自分、一人で作品を作るっていうことが私のこだわりで。すべて一人でやってたら私だけの作品って言えるような気がして

できあがった作品の美しさを見ると、納得の理由です。
“作品を知ってほしい”「#多分私しかやってない」発案者も反響に驚き
SNS上に投稿された、「多分私だけ」というこだわりの数々。
タグの発案者はこの反響をどう思っているのでしょうか?
めざまし8は、「#多分私しかやってない」の最初の投稿者である、ハンドメイド作家の衣宙 (エソラ)の菜花村(なかむら)さん(@esora_nakamura)にお話を聞くことができました。

衣宙 菜花村さん:
かなり驚いています。もう、全然こんな盛り上がるとは思っていませんでした。ちょっとドキドキしています、今でも。
(最初は)私自身が「俳句宇宙玉」っていうのを作ってるんですけど、それを作られてる方っていうのは他に見たことがなかったので、私の作っている作品をみんなに知って頂きたいなっていうのがきっかけでもありました

自身の作品である、俳句とレジンアートを融合させた「俳句宇宙玉」を紹介するための、何気ない投稿から始まった今回の現象。
“自分しかやってない”という自慢のこだわり、思い当たる方はぜひ投稿してみては?
(めざまし8 「#NewsTag」より8月24日放送)