10日の内閣改造と自民党の役員人事に向け、岸田首相は8日、公明党の山口代表と会談し、「すぐに新しい構えをつくって臨んでいかなければならない」と述べた。
岸田首相と公明党の山口代表は8日、首相官邸で会談した。
会談後、山口代表は記者団に対し、「(岸田首相は)『新型コロナの感染状況や日本を取り巻く安全保障の環境など、間をおいて対応する余裕はないので、すぐ新しい構えをつくって臨んでいかなければならない』と強調していた」と述べた上で、「安倍元首相の国葬の準備をしっかり行うことも、改造の理由の一つとしてあげていた」と明らかにした。
一方で、旧統一教会と政治の関わり合いについては、言及がなかったと説明した。
岸田首相は、8日夕方に自民党の臨時役員会などを開いて、党役員人事の一任を取り付ける方針。

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