今、目が離せない球界の2人の“怪物”に注目する。

7月10日(日)放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)では、「大谷翔平・佐々木朗希 日本の宝を徹底分析SP」と題して、「チーム大谷」と「チーム佐々木」に分かれて、ゲストたちが2人のスゴさを解説した。

「チーム大谷」には、日ハム時代の大谷選手を指導し、現在は侍ジャパンのヘッドコーチを務める白井一幸さん、大谷選手が出場する試合を数多く解説している多村仁志さん、ジャニーズ随一の野球好き・髙橋優斗さん(HiHi Jets)、野球番組キャスターを務める山本萩子さん。

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「チーム佐々木」には、日本プロ野球最多試合出場記録を持つ谷繁元信さん、千葉ロッテでエースとして活躍し、日ハムコーチ時代は大谷選手を指導した黒木知宏さん、高校時代から佐々木選手を追いかけ、完全試合も観戦した伊集院光さん、「S-PARK」キャスターを務める佐久間みなみアナウンサーが登場した。

初めての野球取材が完全試合だった!

史上最年少20歳で完全試合を達成したプロ3年目の佐々木朗希選手。

4月10日の対オリックス戦で、プロ野球タイ記録となった1試合で19奪三振や史上16人目28年ぶりとなる完全試合と、いくつもの偉大な記録を達成した。

こうした偉業を谷繁さんは「すごいです。今まで見た中でナンバー1」と絶賛。黒木さんも「異次元でしょうね。あんなすごいピッチャー、どこから出てきたの?というくらいスゴい」と驚く。

伊集院光さん

実際に完全試合を球場で見ていた、伊集院さんと佐久間アナ。「S-PARK」キャスターに就任して初めての野球取材が佐々木選手の完全試合だったという佐久間アナは「最初、何が起こっているのか分からなくて。『スゴいことなんだ』と思いながら見ていました」と話すと、他のメンバーはうらやましがる。

佐久間アナは当時の球場の様子を「盛り上がるんじゃなくて、シーンとするんです。今ここで誰かが話したら、佐々木投手の集中を切らしてしまうんじゃないかというくらい、ピリついている感じはしました」と振り返る。

谷繁元信さん

番組MCの浜田雅功さんは、佐々木選手と相対した各選手について「毎日練習していても当たらないもんですか?」と問うと、谷繁さんは「正直、それは感じました。さすがにオリックスもプロの選手ですから、いい加減飛ばすんじゃないかと。そこまで思っても、打ち返そうとしても打ち返せなかったボールを投げていたんだと思います」と分析する。

黒木さんも「19個奪三振を取る中でもやっぱり、吉田正尚選手に三振を取った時はすごかったです。このボールが一番良かったですね。左サイドにグッと強い球が投げられていた。このボール、吉田選手はおそらく見えていなかったと思うくらいスゴいボールでした」と解説。

さらに、多村さんは「アメリカでは『完全試合の中でも史上最高の完全試合』だと報道されていました」と明かした。

大谷翔平はチームメートにも大人気

今シーズン、大谷選手が所属するエンゼルスは長いトンネルの中にいた。5月25日から6月8日までで球団ワースト記録となる14連敗。その最中には、大谷選手の“二刀流”の良き理解者であったマドン監督が解任される事態に。

当初はなかなか当たりが出なかった大谷選手だが、開幕から8試合目で待望の第1号を放つ。満塁ホームランとなった6号はメジャー通算99本塁打になり、メジャー100号も日本人最速で達成。そして、16号は飛距離が今季最長の140.8メートルと次々と記録を伸ばしている。

「14連敗を止めた試合の気迫はすごかったです。彼は気合が入れば入るほど能力を発揮しますから、彼がワールドシリーズで投げたら、打ったら、すごいことが起きそうです」と興奮するのは白井さん。

佐久間みなみアナ

大谷選手が初の満塁ホームランを放った日、現地で再び偉業を目にしたのは佐久間アナ。「本当にうらやましい…」と悔しがる山本さんは「大谷選手は今年、投打の“二刀流”だけじゃなくて、ピッチャーも“二刀流”。上から投げたり、横から投げたり、こういうのは毎日見ているから分かるのに…」と野球を見てきた経験の差を見せつける。

さらに山本さんは、普段から見ているからこそ紹介できる情報も付け加える。

山本萩子さん

「ファンにももちろん大人気の大谷選手ですが、チームメイトも『大好き』というシーンがあります。ひげでおなじみのブランドン・マシュー選手は、試合前の大谷選手に対して、キュンサインをしているんです。ハートを作って、大谷選手に“ラブ注入”したり、試合前にそんなやりとりをしているほど、仲良しです。

さらに、守備の名手アンドリュー・ベラスケス選手は、大谷選手がホームランを打って帰ってきたらバックハグしちゃうんです。ベラスケス選手も目がちょっとトロンとしていて、それぐらいメロメロ」

佐々木朗希の成長のカギは「骨端線」

番組ではそんな2人の選手がどのようにして生まれたのか、地元で少年時代のルーツを探る企画も放送。

その中で、佐々木選手の出身校である岩手・大船渡高校で外部委託コーチをしていたという男性のもとにある、サインボールから読み取れる“ある変化”に触れる。

高校時代やロッテ入団時は漢字のサインだったが、去年の暮れに書かれたサインは英語に変化。男性が佐々木選手から聞いたのは、「外国人にもわかりやすいように」とのこと。

多村仁志さん

このVTRの後、浜田さんは「本人は行く気あるんですかね?」と問うと、多村さんは「(メジャーへ)行ったら間違いなく通用する。僕は佐々木投手の投手データをメジャーリーグでどんな位置になるのか調べたんですけど、佐々木投手の直球の平均球速はMLBでも6位に入る。6位でも10位以内はクローザーとか、セットアップマンが大半を占めている。MLBのクローザーやセットアップマンが短いイニングを全力で投げてこの数字なので、佐々木投手のスゴさはこれで分かると思います」と解説。

そんな佐々木選手をこれからどう育てていくか、そのカギは「骨端線」だと黒木さんは言う。

黒木知宏さん

「(骨を見ると)骨端線のある骨は成長過程で、まだしっかりとした骨になっていない、大人の骨になっていない状況。(骨端線がないのは)ある程度成長して、問題ないという骨になっているので、体に少々無理がきく。佐々木投手はまだ骨端線が残っているので、かつ体への力が強いですから、大きなけがや故障につながらないよう、練習量やバランスをとりながらやっていかなきゃいけない。その骨端線が去年くらいから消え始めたという情報もあるので、完全試合のような投球になってきている」

白井一幸さん

逸材を育成していく大変さを、18歳の頃の大谷選手を預かり、その成長を見続けてきた白井さんは、「大谷翔平に関しては、大変じゃなかったです。我々は見ているだけ。勝手に考えて、勝手に練習して成長していきます。コーチとしては出番がないですから、ちょっとつまらないです」と振り返る。

黒木さんも「僕らが考えていることよりも2歩3歩先のことやっているんです。手のかからない選手で放っていくといろいろな練習をするので、練習量が多くなる。疲労がたまるとパフォーマンスも落ちるので、監督もヘッドコーチも、何をしているかわからないから“目を切るなよ”とずっと言っていました」と明かした。

続けて山本さんも「メジャーリーグでは、大谷選手が練習しすぎないように、コーチが制限をかけている。放っておくとやっちゃうから、それぐらい自分でいろいろやってしまう」と語った。

そんな期待高まる両選手。髙橋さん含めた全野球ファンが期待していることは、来年3月に開催が予定されている第5回WBC。髙橋さんも「2人が侍ジャパンにそろうところを見たい」と期待を寄せる。

白井さんも「もちろん見てみたい!例えば、佐々木投手が先発をして、大谷選手が抑えをしている。これ夢ですよ、みなさん、みたいでしょ」と熱くなる。

まだまだ目が離せない大谷選手、佐々木選手。今後もどんな活躍、記録を見せてくれるのか注目だ。

(『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送)

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