衆議院選挙の選挙区が大きく変わる。選挙区の「区割り」について、政府の審議会が6月16日、小選挙区の新たな区割り案を岸田総理に勧告し、愛知県の選挙区は1つ増えて16区になる。新たな区割り案で、東海3県はどうなるのかまとめた。
新6区「瀬戸市」と新10区「一宮市」…分割問題が解消
愛知県は、定数が現在の15から16に1つ増え、新たに「愛知16区」ができる。
「新・愛知16区」は、現在6区の犬山市、10区の江南市と小牧市、そして5区の北名古屋市などがまとまる。
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そして、このほかにも愛知県内の区割りは大きく変わる。
まず、名古屋市とその周辺の自治体は、5区で北名古屋市と豊山町が新16区になったため、中村区、中川区、清須市のみで新5区となる。
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尾張地方の新たな6区は、瀬戸市の全域と春日井市で、現在7区と6区にまたがっている瀬戸市の分割問題は解消される。
現在、9区と10区に分かれている一宮市は、全域を10区とし、岩倉市と一宮市で新10区に。これにより、一宮市では2つの選挙区にまたがるという状態が解消される。
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三河地方では、現在11区と14区にまたがる豊田市は、全域が新11区となる。
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岐阜県は、現在岐阜市が1区と3区に分かれているが、1つにまとまり新1区となる。2区、4区、5区は変わりなしだ。
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そして三重県は、前回2017年の区割り変更で選挙区が5から4に減っていて、今回変更はなかった。
(東海テレビ)