「大豆ミート」を最近スーパーで目にする機会も増えてきたのでは。通常の肉と比べ、低脂質・低カロリーなため、近年の健康志向の高まりで市場規模は右肩上がりとなっている。
幅広い料理ニーズに対応
仙台市泉区の地下鉄泉中央駅前にあるスーパー。
記者:
ありました。精肉コーナーのすぐ横に大豆ミートということで、ビビンバからハンバーグ、ハムカツなどさまざまな商品が並んでいます

買い物客:
ヘルシーなイメージ。体に優しいみたいな
買い物客:
肉よりも…なんというんだろう、大豆食品だと体に健康に良い気がする
健康志向の高まりから今、大きな注目を集めているのが…お肉なようでお肉じゃない?!その名も大豆からできた代替肉「大豆ミート」。

民間の調査会社によると、市場規模は健康ブームの追い風を受けて、この数年で右肩上がりに。2021年は2年前と比べ約5倍。今後も成長が見込まれている。

こうした背景を受け、商品のラインナップも年々増加。こちらのスーパーでは、ぎょうざやメンチカツ、ビビンバなど15種類ほどの商品を取り扱っているほか、2021年からはひき肉タイプのものも新たに販売を開始。幅広い料理ニーズに対応している。

イトーヨーカ堂 仙台泉店 園山和生 食品統括マネージャー:
初めはナゲットやハンバーグなどの商品が好調でした。最近は、ひき肉タイプをマーボー豆腐やハンバーグに使うお客さんが多い

関心高まる大豆ミート
通常の肉と比べて脂質が大幅に抑えられているため、低カロリーかつ高タンパクを実現。この日の価格は、税込みで100グラムあたり95円。豚ひき肉とほとんど同じ価格帯。
買い物客:
そぼろとかにして一緒に混ぜたら、かさ増しになるし体にいいのかなと
こちらの店には「お肉とは別モノ」という声もまだまだ少なくないそうだが、「大豆ミート」への関心は確実に高まっている。
イトーヨーカ堂 仙台泉店 園山和生 食品統括マネージャー:
内食需要が増えたことで、健康面を気にする人が多くなっている。お客さんのニーズにあわせて品ぞろえや商品化を進めたい

(仙台放送)