アメリカのニューヨーク株式市場は18日急落した。小売り大手の決算で燃料費高騰などによる大幅な減益が発表され、高いインフレにともなう景気悪化への懸念からリスク回避の売り注文が増加した。下落幅は一時1260ドルを超えた。

結局、ダウ工業株30種平均は前日の終値より1164ドル52セント安の3万1490ドル07セントで取引を終了。

終値としてはおよそ1年11カ月ぶりの下落幅だった。

また、ハイテク株主体のナスダック総合指数も急落し、566・37ポイント安の1万1418・15だった。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。