一日の疲れをさっぱり落としてリラックスできる、お風呂の時間。でも子どもにとっては「今日は入りたくない!」「お風呂なんて嫌い!」という“イヤイヤ”が出てしまう日もあるはず。

そんなお風呂タイムが楽しくなりそうな、あるお母さんの“発明”が「天才!」と話題になっている。

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風呂に入りたがらない息子に、「よし、ここから2つ選んでお風呂で溶かそう」っておもちゃを氷漬けにしてた妻すごい。

投稿したのは、写真に登場している2歳の息子さんの父親のnanigashi(@shimananigashi)さん。

息子さんが手を伸ばしているのは、水を張って冷凍庫に入れるとキューブ型の氷が作れる製氷皿。その氷のキューブひとつひとつの中に小さなおもちゃが入れられ、カチカチに凍っている。

この「おもちゃ入り氷」を溶かせばおもちゃを取り出せるという仕掛けが、子ども心をくすぐり「お風呂に入りたい」と思わせるナイスアイデアだ。

カチコチに凍ったおもちゃたち

中に小さなおもちゃが入った固形入浴剤なども市販されているが、この「おもちゃ入り氷」はサッと手作りできることも魅力だろう。

このアイデアには「めっちゃおもしろそう!」「製氷皿の新たな使い方」「遊びの天才ですね!!」とコメントが続々。さっそく、お風呂嫌いの我が子に試したいという声も挙がるなど、12万件の「いいね」がつく注目の投稿となった(5月26日現在)。

果たして、このアイデアで息子さんのお風呂タイムに変化は起きたのだろうか? 投稿者のnanigashiさんと、おもちゃ入り氷を作った奥さんに、それぞれお話を聞いてみた。

以前はお風呂用おもちゃが10個以上→今は1個に!

まずは、お父さんnanigashiさんから。


――息子さんについて教えて。

2歳3カ月の息子くんです。家の中ではやんちゃなのですが、外ではすれ違う老若男女にすぐ笑顔で手を振るので、この歳からあざといなあと思っています。生まれ持った性質なのかなあと思っています。

好きな食べ物はゆで野菜(ブロッコリー)、しゃもじに付いたカピカピの米、氷。偏食過ぎて困っています。好きな遊びはスーパーボールやソフトボールを投げること(とにかく投げることが好きです)。メダカへのえさやり。祖父の体の上を飛び跳ねること。


――息子さんは「おもちゃ入り氷」を初めて見たとき、どんな反応を?

氷を見せるまでは駄々をこねていたのですが、ピタッと駄々が止み、じっと氷を見つめていました。


――お風呂ではどうやって使っているの?

バスタブに入れて遊ぶのですが、早く入れるとすぐ溶けてしまうので、急いで体を洗ってバスタブ内で溶ける氷で遊ばせています。まだ溶けきっていない状態で、氷を体にくっつけあいっこをして「冷たい」と遊んでいます。

おもちゃにパクッとかじりつくことも…?

――お父さんと入るお風呂タイムに変化はあった?

おもちゃ氷を作るまでは、風呂用玩具を10個以上湯船に浮かべて機嫌を取り、片付けも大変だったのですが、おもちゃ氷の一種類で済むようになったのでとても楽になりました。


――投稿への反響について…


確かに面白い妻のアイデアだとは思いましたが、率直に驚いています。また反響の中で、大人の方もお風呂に入りたくない派も案外多いようで、大人の方も「私もやってみよう」とおっしゃっていたのが興味深かったです。

氷を「お風呂で食べよう!」から思いつき…

なお、おもちゃ氷のアイデアが“バズ”ったことで、奥さんから「広告費もらいます」と申し出があり、それに対して「1いいねあたり0.005円でお願いします」と返すやりとりがあったそう。

続いてはそんな「おもちゃ入り氷」を発明した奥さんにお話を聞いた。

twitterより。奥さんと“バズ”について話すnanigashiさん

――「おもちゃ入り氷」を思い付いたきっかけは?

お風呂に入りたがらない息子に、最初は「お風呂で食べよう」とただの氷で釣っていました。数カ月は効果はあったのですが、だんだん飽きてきたみたいで、じゃあおもちゃでも突っ込んでみるかと作ったのがきっかけです。

お風呂でただ氷を食べるより、氷で遊ぶことの方がお風呂に入ってくれるようになりました。


――お母さんと入るお風呂タイムに変化はあった?

お風呂時間にはあまり変化はありません。とにかくお風呂への誘導がスムーズにいくようになり、とても楽になりました。


――ちなみに、息子さんお気に入りのおもちゃはどれ?


トラとサメが最初は好きだったのですが、結局スーパーボールにいきついたようで、溶かしたあとはお風呂で投げて遊んでいます。

息子さんお気に入りのおもちゃたち。凍ったサメはシュールな見た目…

――投稿には大きな反響があったが、どう思った?

同じようなことをされている方も多いと思っていた中での反響でしたので、たまたまか、あるとしても写真の撮り方がよかっただけでは?と今でも「なぜ……」と思っています。ただ、みなさん同じような悩みを持って苦労しているのだろうなって思いました。


「おもちゃ入り氷」を使ったことで改善したのが「お風呂に入るまでがスムーズになった」ことと、「お片付けが楽になった」ということ。

お風呂時間が楽しくなりすぎて、今度は息子さんから「もっとお風呂に入っていたい!」という声が聞こえてきたのでは…とも思っていたのだが、お風呂時間自体に変化はなかったそうで、サッと入ってサッと出られる、という時短につながったようだ。

また、nanigashiさんは「氷漬けにしたおもちゃの氷を食べる可能性もある(我が子は食べる)ので、おもちゃは洗っておいた方がいいです」とアドバイスしているが、おもちゃ入り氷はおもちゃを綺麗に洗ってから作ることと、大人がしっかりと見守りつつ楽しむのがいいだろう。

毎日の楽しみがひとつ増えそうな「おもちゃ氷」のアイデア。子どもと一緒のお風呂タイムにちょっとお悩みという方は、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。

記事 4300 プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。