ロシア軍がウクライナ東部への攻撃を強める中、アメリカやとヨーロッパの同盟国などが、ウクライナへの軍事支援策について協議しました。
ドイツで行われた関係国の会合には、アメリカやNATO=北大西洋条約機構の加盟国、ウクライナなど40カ国以上が参加して、軍事支援策をなどについて協議しました。ロイター通信によると、日本もオンラインで参加したということです。
アメリカのオースティン国防長官は、30カ国以上からの軍事支援が50億ドル=日本円で6400億円以上に達したと明らかにした上で、「戦争は新たな局面を迎えている」と述べ、各国の支援を背景に、ウクライナ軍がロシア軍を撃退し続けていると強調しました。
一方、オースティン氏は会合後の会見で、ロシアのラブロフ外相が核戦争の可能性に言及したことについて「核兵器を使った威嚇は意味が無く、非常に危険なことだ」と批判しました。