大阪の相撲少年・谷山雷蔵(たにやまらいぞう)くんが、全国の強豪が集う「白鵬杯」に出場。
自己最高のベスト4入りを目指し、大きな相手に立ち向かう姿を追った。

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体格差のある相手が課題 中学生や高校生とも練習

元横綱・朝青龍をこよなく愛し、将来は力士になる夢を持つ小学5年生、谷山雷蔵くん。
この日は中学生や高校生との合同稽古の真っ最中。1週間後の大会へ向け、雷蔵くんも頑張っている。

自分より体が小さい同級生と相撲を取る雷蔵くんは、横綱相撲ともいえる圧倒的な強さを見せる。ところが、自分より体の大きい選手が相手だと、意気消沈してしまうのだ。
決して大きいとは言えない体。これまで全国大会ベスト8が最高の雷蔵くんにとって、乗り越えなければならない壁だ。

Q.課題はどう克服していくんですか)
監督:

もう練習しかないですね、稽古ですね

(Q.自分より体が一回りも二回りも大きい人だったら怖い?)
雷蔵くん:
まあ怖いときはありますね。でもちゃんと頭でぶつかったら勝てると思う

先生や仲間たちの声援を受け、歯を食いしばりながら、そして泣きながら。
次の「白鵬杯」で目指すのは、自己最高となるベスト4入り。ここでくじけるわけにはいかない。

そして4月3日、少年相撲の日本一を決める「白鵬杯」が始まった。

同学年の頂点へ 「白鵬杯」始まる

間垣親方(元横綱 白鵬):
君たちはこの国の宝です。誇りを持ってください

同学年の約80人が、トーナメントで対戦するこの試合。まず体格が同じくらいの相手に勝利した雷蔵くんは、課題だった体の大きな相手も力でねじ伏せ、ガッツポーズ。
稽古の成果を発揮し、決勝トーナメントが行われる本土俵に進む。

元横綱・白鵬の間垣親方の前で相撲を取る、緊張感たっぷりの本土俵。
ここまで勝ち残っているのは体の大きな相手ばかりだ。

ベスト4達成! 夢の決勝へ

まずは突き落としで目標のベスト4を達成。さらに準決勝も、体格の差をものともせず寄り倒しで決勝へ。
ついに日本一を争うところまで上り詰めた。

決勝の相手は、2021年の全国チャンピオン。
身長172cm体重110kgで、身長143cm・体重51kgの雷蔵くんと同じ学年とは思えない。

怖がることなく真正面からぶつかった雷蔵くん。
惜しくも相手の突き出しで敗れたが、初めての全国大会準優勝だ。

雷蔵くん:
納得はいってるんですけど、もうちょっと稽古を積んで、勝てるように頑張ります

見事、準優勝に輝いた雷蔵くんには、間垣親方から賞状やトロフィーが授与された。

雷蔵くん:
白鵬杯、準優勝! やったったで!

相撲は大好きだけど、稽古は嫌いだという雷蔵くん。けれど、次の全国1位を目指して稽古も頑張るそう。
今後の活躍も楽しみだ。

(関西テレビ「報道ランナー」2022年4月18日放送)

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