ウクライナの首都キーウから、山岸直人記者が中継でお伝えする。

山岸直人記者:
首都キーウの西の境界に来ています。

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手前に川があり、その向こうに見えるのが激しい戦闘が繰り広げられたイルピンです。

手前のこの橋は一時、首都防衛の前線になっていました。

大きく壊れていますが、ロシア軍の侵攻が始まった直後、首都キーウへの侵入を防ぐためウクライナ軍が破壊しました。今はその脇に「臨時の道路」ができています。

市内で地雷が発見されたことから、イルピンでは3日以上外出が規制されていましたが、その規制がおよそ1時間ほど前に解除されたのです。

車だけでなく、自転車や徒歩で川を渡る人の姿も確認できました。

今回、イルピン市民は自宅に戻れますが、ロシアがキーウへの攻撃を再開すると警告するなど、首都周辺の市民にとって不安な日々が続きます。

(「イット!」4月15日放送)